LINE BOT と M5Stack 連携の MQTT による発展を学ぶ
いままでの LINE BOT の仕組み
まず、シンプルに Gitpod で LINE BOT のサーバーを立てることで、ユーザーから見た LINE BOT でオウム返しができています。
そこに、Gitpod の LINE BOT のサーバーで、M5Stack からメッセージを受け付ける入口も作っているので、M5Stack からメッセージを受け取ると、それがユーザーから見た LINE BOT にメッセージが届いています。
ただ、HTTP の場合は M5Stack から Gitpod の LINE BOT サーバーは公開されているので連絡は出来るのですが、その反対の流れ、Gitpod の LINE BOT サーバーから自宅のルーターなどを通じて奥のほうにある M5Stack に直接メッセージを届けるのは難しいです。
MQTT という技術を使うことによって LINE → M5Stack も可能にする
MQTT という技術を使うと「自分がどんな名前の機器か」「どこからデータを待ち」「どこへデータを知らせる」という情報を MQTT ブローカーに知らせてあげると、いろいろなデバイスでデータが飛び交っても、目的のところにちゃんと届くようにしてくれます。
しかも双方向。まるで、住所と表札のようなものです。
つまり、ちゃんと表札と住所を持てば M5Stack → LINE だけでなく LINE → M5Stack も可能になるんです。
今回は講師の方が MQTT ブローカーを用意しています
本来であれば MQTT ブローカーという指揮者のような役割のサーバーが必要ですが、今回は私(講師)の方が、CloudMQTT というサービスで、ひとつブローカーを立ち上げているので、そのまま使いましょう。
今期終了まで使えます、以後は自分でつくりましょう
本カリキュラムが終わる今期終了まで、使えるようにしているので、制作のためにお使いください。
もし、自分でつくって使いたくなったら、私のブログ記事を参考に作ってみましょう。
次にすすみましょう
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