第1回 プロトタイピング発展概論・環境構築 - 本講義のゴールを把握する

本講義のゴールを把握する

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授業概要

プロダクトプロトタイピングⅡでは、プロダクトプロトタイピングⅠで学んだプロトタイピングを更に発展させて、実際に私たちの生活やビジネスを良くするのプロトタイプ(モック)を作成した先の、つくるプロトタイピングから他者へ伝えるプロトタイピングをどのように行うかを解説します。

本講義では、IoT プロトタイプ(モック)を元に、フィードバックの接点を増やすプレゼンテーションの手法や、他者に伝わる外装プロトタイプの基礎、リアルタイムに伝えるデモンストレーションを習得します。

到達目標

  • IoT マイコンボード(M5Stack)を用いて実際に私たちの生活やビジネスを良くするのプロトタイプ(モック)を作成する基礎を理解します
  • プレゼンテーションやデモンストレーションといったプロトタイプ(モック) を他者に伝える方法を理解し、発信自体も自身で計画しプロトタイピングできるようになります
  • 他者から得たフィードバックから自身のプロダクトを磨いていくコミュニケーション手法やプロトタイピングツールの活用ができるようになります
  • つくるプロトタイピングから他者へ伝えるプロトタイピングをするための手法を理解できるようになります

演習形式

オンラインの演習形式です。

コミュニケーションツールは Slack を使い、授業は Zoom で行います。

大まかな流れ

大まかな流れは以下の通りです。

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心構え

授業が進行していく上で、最終制作発表&フィードバックブラッシュアップ(第7回・第8回)までの、おすすめの心構えです。

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課題

  • 最終課題 50%
    • 発想力・創造力・アウトプット力・継続開発力 の要素で採点する予定です。
  • 授業内の課題 50%
    • 機材をそろえて準備する課題 10%予定
    • 制作してアウトプットする課題 20% * 2 予定

で採点を予定しています。

モチベーション

  • IoT、コンピューターやセンサーを組み込んだ商品開発、実験に興味のある学生
  • 基板につないだプロトタイプから一歩発展させることに興味がある学生
  • 作ったプロトタイプを発信することに興味のある学生

プログラミング知識の前提

  • プロダクトプロトタイピングⅠで行うプログラミングスキルを理解して制作できることが望ましいです。
  • 言語としては JavaScript 言語および Arduino 言語を利用する想定です。
  • プログラミングそのものや if や for などの基本構文の説明は省略する予定です。
  • プロダクトプロトタイピングⅠで行う LINE BOT や Node.js の説明は省略する予定です。

SNSアカウントの準備

  • 演習で LINE を利用する予定のため、LINEアカウントが必須です。
  • 制作物はSNSへシェアを想定しているため、Twitter や Instagram などの公開アカウントが必須です。

ツイート時の推奨ハッシュタグ

ツイート時は #protoout #DHGS をつけてお願いします。

その他条件

  • 演習形式で前後の関係性が連続しているため、欠席は不可です。
  • 制作物を進めるにあたって外装や設置のために自分で物品購入する可能性があります。

プロダクトプロトタイピングⅠから発展させるポイントの共有

プロダクトプロトタイピングⅠで学んだプロトタイピングを更に発展させますが

  • Ⅰでは、最終制作としてプレゼンテーションを行い終了しましたが、Ⅱではまず発表時にフィードバックを受け付け、次の回までのブラッシュアップします。
    • 他の人(今回は講師や生徒を予定)からフィードバック(他者フィードバック)を受け付けたり、自分自身が発表後にこう良くしたい(自己フィードバック)から一つ以上制作物をブラッシュアップしてもう一度発表を行い、作り続けていくサイクルを重視して学びます。
  • Ⅱでは、最初の制作物デモ発表時にリアルタイムのデモを行いますし、他の人に触ってもらうために外装・インターフェースのところも意識したものをつくります。
    • obniz の場合は通常基板がむき出しなので人に触らせにくいですが、M5Stack はそれ自体はパッケージで囲まれていますし、回路で少し配線を延ばしてもプロトタイプ的な外装テクニックで手軽に追加外装できます。
  • Ⅰでは、obniz と JavaScript で素早くプロトタイピングを行いましたが、より様々な IoT 制御ができる M5Stack と Arduino(C言語) を学んで技術の理解できる範囲を一層増やし、作れる幅を広げていきます。
    • Arduino(C言語) はC言語とはいえ setup , loop の中で作っていくことができ、制作の文献が豊富なので授業で学びながら、自分で調べながら作るという流れになります。
    • M5Stack については Arduino で作れる IoT 機材のなかでも、一層たくさんのTIPSや制作事例があります。つくりたい発想に似たナレッジであったり、つまづいたときも同じようなハマり方をしている人も出会いやすいので進めやすいと思います。

プロダクトプロトタイピングⅠを受講してない人は

上記「プロダクトプロトタイピングⅠから発展させるポイントの共有」や「プログラミング知識の前提」はありますが、M5Stack と Arduino(C言語) を学ぶところ、外装について学ぶところは、今回参加するみなさん同じスタートです。

その後、最終制作物をつくるときに、フロントエンド(表示側)やバックエンド(LINE Bot やシステム)といったところが必要になるかもしれませんが、そこは講師に質問いただければアドバイスできることもあるので、どんどん Slack で聞いてください!

アウトプット・発表については、こちらからも伝えていきますし、自分に合ったやり方を模索ししながら進めましょう。こちらも気になることがあれば、どんどん Slack で聞いてください!

週の中で田中の動けるタイミング

2022/09/15 現在の情報です。

普段は仕事で、平日 月~金 日中 9:00-17:00 はフリーランスエンジニアとして複数のクライアントともに活動しております。休日(土日・祝日)は、家のこともあり基本お休みです。

その上で、以下を動ける予定です。

  • 基本対応
    • Slack の本授業チャンネルによるテキストチャット
  • 平日 月~金
    • Slack は、なるべく見るようにするので、すぐ返せそうなときはすぐレスポンスします。
    • その他、授業準備をしているときがあるので、そのときもレスポンスできます。
    • それ以外で、みなさんから質問があるときや、こちらにまとまった時間ができたときは事前にアナウンスします。
  • 休日(土日・祝日)
    • 家のこともあり日中は基本難しい、夜に少し返せるかもしれない。

あくまでベストエフォート(最善努力。もしかしたら動けないときもある。)ですが、なるべく寄りそえるようにがんばります。よろしくお願いします!

質疑応答

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ここまでで質問があればどうぞ!

次にすすみましょう

左のナビゲーションから「ファーストステップ」にすすみましょう。

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