アイデアソン技術紹介 enebular
みなさん、こんにちは!
テクニカルメンターから enebular についてご紹介します。
enebular とは
enebular
https://www.enebular.com/ja/
あらゆるデバイスとクラウドサービスを「つなぐ」、IoT のためのデータ連携プラットフォームです。アカウント登録をすることで無料で始められます。
HTTP でつながる様々な API サービスとつながります。今回のハッカソンで扱う LINE やメタデータの API へも、もちろんつながります。
enebular のドキュメントはこちらです。
Introduction · enebular
https://docs.enebular.com/ja/
Node-RED というローコードツールがベース
enebular は Node-RED というローコードツールがベースにあります。
ローコードツールとは、あまりプログラムを書かずに、目で見て機能をポチポチつなぐ操作で、仕組みが作れるツールの総称です。そのうちのひとつが Node-RED です。
enebular ではノードという機能のかたまりをつないで、フローというデータの流れを作り、データや IoT につながります。
たとえば、このようなフローで柴犬画像を返してくれる API に HTTP でつないで画像を表示する仕組みがすぐに作れます。
プログラムを書いた経験があまりなくてもノードの機能を試して理解しながらつなげば、仕組みがつくれます。
Node-RED の詳しい使い方は Node-RED の日本のコミュニティページを見てみると良いでしょう。
ドキュメント : Node-RED日本ユーザ会
https://nodered.jp/docs/
チームでの共同作業や試行錯誤にも寄り添う
enebular には、複数フローの管理、共有が可能であったり、特定ユーザーとのノード共有機能であったり Node-RED をより便利にする機能があります。ハッカソンでのトライアンドエラーをフローで管理してチーム内で共有して進めることができますね。
参考文献
複数デバイス管理(enebular連携編) | ia-cloud/Node-RED スクール
https://node-red.ia-cloud.com/enebular
クラウド実行環境
新リリースのenebularクラウド実行環境の使い方 | enebular blog
https://blog.enebular.com/enebular/how-to-use-enebular-cloud-exec-environment/
作ったフローを、一定時間で何かをしたり、HTTP でアクセスした時だけ仕組みが動くような環境「実行環境」も構築できます。LINE BOT の仕組みにも効果的ですね。
ハッカソンでこんな風に使える
ハッカソンでは、使い方次第で以下のように使えます。
- LINE BOT や LINE Notify の仕組みを enebular でつくって動かす
- メタデータ API からつないでメタデータと他の仕組みと連携する
- M5Stack からデータを受け取って LINE Notify に通知する
いろいろ考えてみましょう!
ということで enebular の技術紹介をしました!
アイデアソンで色々と考えてみましょう!
参考文献
(随時追加)