制作メモ
メモしたアクセスキー ID とシークレットアクセスキーは大切に保管しましょう
今回、みなさんそれぞれで作ったアクセスキー ID とシークレットアクセスキーは、ハッカソン中も新しく Amplify 環境をつくるときに Amplify CLI に毎回登録して使えます。
大切に保管しておきましょう。
Amplify の初期設定では、Amplify の初期設定(新規)では何度もアカウントを作ってしまうので、Amplify の初期設定(既存) をすすめましょう。
Amplify の料金を教えてください
こちらです。
https://aws.amazon.com/jp/amplify/pricing/
これを見る限り、ハッカソン中にのみ作った Amplify であればそれほど料金もかからないと思います。
「開発者 5 人で構成されるスタートアップチームが、1 日あたり 300 のアクティブユーザーを持つアプリケーションを取り扱っている。チームはコードを 1 日あたり 2 回コミットする。」という事例で、おおよそ、1000円/月くらいですが、それ以下の使用量かと思われます。
ハッカソン中&それまでは Cloud9 も Amplify そのままにしておくのは OK で、ハッカソン終わったら Cloud9 も Amplify も削除しましょう。
シンプルな HTML だけで Amplify は使えますか
もちろん、使えます。
Tutorial - Set up fullstack project - JavaScript - AWS Amplify Docs
このように、素の JavaScript チュートリアルがあり、ホスティングでの公開だけならシンプルに公開できると思います。
ただ、デメリットはあり、API の連携や Auth での認証の追加の部分もチュートリアルがあるとはいえ、自前で JavaScript で組む必要があり一気に難易度が増すのでご注意ください。
API の連携や Auth での認証も「柔軟に手軽に」行う場合は、Vue や React の恩恵を受けつつ Amplify UI を使うと良いでしょう。
また、API や Auth 連携をしない単純な Web サイトを作る場合は、素の JavaScript と Bootstrap でも開発しきれると思います。
React で開発したいときはどうすればよいでしょうか
Vue と同様、React のチュートリアルもあるので、そこからはじめることおすすめします。
以下です。
Getting started - React - AWS Amplify Docs
Vite + Vue3 でよりしっかり開発したいのでコードヒントなどより充実した環境で開発したいです
Cloud9 でもある程度開発することができますが、たしかにコードヒントやエラー通知が弱めですね。
その場合は、Visual Studio Code でローカルで開発することをおすすめします。
Volar という拡張機能が Vite + Vue3 開発においてコードヒントなど強力にサポートしてくれます。
チュートリアルにある Vue CLI + Vue3 はなぜ今回のハンズオンで採用しなかったのですか
まず、Vue CLI が、自動更新されるものの、その更新速度がとても重く、けっこうつらいです。
ハッカソンのようなスピード感のある開発時には足かせになってしまうため Vite + Vue3 を採用しました。
API は Auth と組み合わせられますか?
はい、できます。
今回のチュートリアルでは、API は認証なしでアクセスできることで、確認しやすく扱いやすいことを優先しました。ですが、再度 amplify add api
で、新しいパスを生成後に、認証つきのアクセスするかを聞かれるので Yes にすれば対応可能です。
ただ、ハッカソン開発では、もしかすると、細かく認証を通して丁寧につくるよりも、コアな機能を一旦認証を気にせず、とりあえずつくるケースも多そうですので、そこはバランスかなと思います~。
Bootstrap を使わないとだめですか?
いいえ。
今回はあくまで「簡単に装飾できるこんなしくみもあるよ」という意味でお伝えしました。ですので、もちろん無理に使う必要はありません。便利そうでしたらつかってみてください。
また、もちろん、CSS フレームワークは他にもあり、自分にとって使い慣れたもの、自分のとって取っつきやすいものがあれば、そちらを組み込んで使うと良いと思います。