Part 4: AI 議事録ツールの活用

技術相談のシーンで AI 議事録ツールを活用して、技術知見を伝える DevRel の人と技術を相談した人がともに議論にしつつ、テキストの議事録をあとで共有して開発者へのフォローアップをよりよくするアプローチを紹介します。
今までの課題

技術相談のシーンでは「どうするといいですか」「こうするといいですよ」というディスカッションで技術を使いたい開発者へ知見を提供し楽しく案内します。
しかしながらディスカッションは瞬間的なものです。よいディスカッションであれば、なおのこと、メモもとりたくなります。
とはいえメモはなかなか難しいです。
DevRel の人が議事録をとってしまうとサポートが弱まりがち、けれど相談する人(人たち)がメモを取ってしまうと重要なポイントを聞き逃したり、メモを取るために議論への参加がしにくくなることがありました。
また、うまくメモをとれたとしても、記憶の補完や整理に追加の時間が必要ですし、相談が終わってすぐに議事録を共有することは難しい状況でした。さらに、相談する人に合った決定事項やネクストアクションが分かりにくくなることも少なくありませんでした。
AI 議事録ツール活用を技術相談に活用してみる

もともとはリモートなどの会議文字起こしツールがありますが、これを技術相談に応用して効果的でした。
私は Rimo https://rimo.app/about/voice という議事録ツールを使っています。もちろん、良いツールはありますね。
とにもかくにも、こういった AI 議事録ツールは
- 録音した音声データをアップロードすると文字起こししてくれる
- その文字起こしをもとに議事録にまとめてくれる
- 最近は、文字起こしが多少うまくいっていなくてもキレイにネクストアクションや決定事項を起こしてくれる精度が高い
といった特徴があり技術相談にもうってつけです。

DevRel の人も技術を相談する人もメモ取りから解放されてディスカッションに集中してもらう場がつくれますし、たとえば Rimo で 10 分くらいのディスカッションであれば 5 分くらいで AI 議事録が作成されて相談した人に共有できます。
私のような DevRel 側も議事録から伝えきれていないポイントや全体の振り返りをして見渡せるのも大きなポイントです。
Tips : Android や iPhone での録音ツールでサッと取れるのはおススメ

技術相談するときに、手軽にはじめられるのは Android や iPhone の標準の録音アプリです。最近はノイズキャンセルもついていてスマートフォン一つで行えるのでおすすめです。
Tips : 会議用 Bluetooth スピーカーもよりよい

会議用 Bluetooth スピーカーで録音するのもよりよいです。複数人が話したときに、ちゃんと強調されて全方向に偏りなく録音でき、ノイズキャンセリングも本格的なものが多く、録音できる範囲もかなり広範囲です。
ハンズオン会場やハッカソンでチーム卓に伺うようなシーンでも、聞き逃さずディスカッション集中できます。
デモ

実際に簡単な技術ディスカッションを AI 議事録にしてみるデモをしてみます!
この章のまとめ
AI 議事録ツールを開発者の技術相談へ活用することで、技術知見を伝える DevRel の人と技術を相談した人がともに議論に集中できて、あとでテキストでの議事録ができることによって振り返りやチーム内の他の開発者ともさらにステップアップした議論がしやすくなります。